Muzili G4の特徴
「Muzili G4」を買ったのでレビューをやっていきましょう~!
まずは、特徴を確認していきます。
これを選んだ決め手は、イヤーフックを採用している事と実績のあるSoCを採用している事です。
- 接続安定性を大幅に向上させる技術を搭載(Airoha社のAB1532のSoCを搭載)
- スポーツでも外れないイヤーフック採用
- イヤーチップ交換で予想を遥かに上回る高音質

スポーツ向きのイヤホンを探していたら、フィットが良くて目的にピッタリ!

フィット感も良いけど、音質がお値段以上ね~
Muzili G4の外観と付属品

外箱は真っ白でシンプルなデザインですね。簡素ですが、好印象です。

ケースは、プラスチック素材でマットな仕上げになっています。質感は良いですが、手の油や水分が乾いた跡が残りやすいです。

ケースはそこそこ大きいです。

PSEマークや技適もちゃんと取得していますよ。

ケースの充電端子はType-Cです。スマホもType-Cが増えているので便利です。


イヤーフックとボタンはシリコン素材で出来ています。

本体の形状は、完全ワイヤレスイヤホンには多い形状です。

付属品は、説明書、充電ケーブル(Type-C)、イヤーフック(黄色)、イヤーチップ( S、M、L )です。
イヤーフック(黒)とイヤーチップMは、本体に装着されています。

左:イヤーチップ(黄色) 右:イヤーチップ(黒)
黄色は写真よりももう少し明るい色です。カメラの発色の限界・・・。

充電ケーブルは、Type-A to Type-Cです。

イヤーチップは、S、M、Lです。イヤーチップは、開放型になっていて、外音を取り込みます。スポーツ向けなので、納得の選択です。
正直あまり音質が良くないです。耳に蓋をする程度の形で、音が抜けて行くような感覚です。音が抜けすぎて、耳の近くでスピーカーが鳴っていると感じる程です。
勘違いしないで欲しいのですが、イヤホンの音質はかなり良いのです!
イヤーチップの用途が、良い音質で聴くためではなく、外音を取り込んで安全にスポーツを行うための物です。

イヤーチップの根元は、5mmでした。サードパーティー製のイヤーチップに付け替える事は可能です。
説明書は、日本語です。内容が理解出来る程度には翻訳されています。

ケースと本体で、90gです。大きさの割には軽いです。イヤーフックを収めるために、大柄になっているだけですね。

本体+イヤーフックで、7.1gでした。

本体のみで、4.8gでした。イヤーフックが、2.3gです。
本体の重さは標準的です。

左右の重さは無くて、14.2gです。
Muzili G4の性能
防水性
IPX7です。
深度1mに30分浸しても問題ないように作られています。
スポーツで汗をかく程度は全然問題無いです。お風呂に落としても全然大丈夫ですね。
連続再生時間
連続再生時間は本体のみで6時間、ケース込みで36時間となっています。
コーデック
SBC、AAC対応です。
ノイズキャンセリング
音楽再生のノイズキャンセル機能はありません。
接続安定性
Airoha社のAB1532というチップセットは、MCSyncという左右同時転送技術を搭載しています。
多くのイヤホンは、いずれかを親機、子機として扱います。親機から子機へ通信するときに頭を挟むため、接続が安定しなかったのです。
MCSyncの場合は、音源と左右のイヤホンが接続する事によって、接続安定性が飛躍的に向上しています。
「TaoTronics SoundLiberty 77」にも搭載されていて、amazonの評価は、103の評価で星4を獲得しています。49%が星5をつけるのは、かなり高評価ですね。
Muzili G4のペアリング
- 手順1イヤホンをペアリング状態にする
ケースから取り出すとペアリング状態になります。
- 手順2スマホのbluetoothをONにする
スマホのbluetoothをONにして、「新しいデバイスとペア設定をする」を押す。
- 手順3イヤホンを選択する
「G4」を選択する。
- 手順4接続完了
一度ペアリングすれば、以後ケースから取り出すだけで自動接続してくれます。
Muzili G4の装着感
イヤーフックは黒と黄色があるので、それぞれ付けた写真をご覧下さい。
イヤーフックが特徴的ですが、シリコン製で柔らかく、適度なホールド感を生んでいます。
イヤーフックに対して、違和感や不快感は感じません。
個人的には黄色も、なかなか良い色だと思います。

イヤーフックが、思ったより目立たなくて良い!

眼鏡でもイヤーフックが干渉しません
イヤーフックは柔らかいシリコン素材で、不快感もなく、ソフトに耳にホールドしてくれます。走っても飛んでも絶対落ちないです。
イヤホン単体でもフィット感は良好なので、違和感がありません。
Muzili G4の音質
pixel3aとAACの組み合わせで検証を行いました。
この音質テスト用の音源で聞き比べています。
- 男性の声:元々聞き取りにくい音域の声ですが、若干篭って聞こえます。
- 動物の鳴き声:馬の鳴き声に迫力があります。
- 太鼓の音:太鼓の響きが、はっきりと伝わってきます。細かな揺れも感じ取れます。
- チェロの音:音の広がりが感じられて、弦の震えが分かります。
- ベル:クリアに再現されています。
- ピアノ:綺麗な音色の心地いです。
- 民族音楽:太鼓この音が細かい所まで響いて、臨場感があります。
- オーケストラ:音の広がりを感じさせてくれます。
低音は、非常に良いです。ベースやドラムの音が、響いてきて凄く楽しめます。
中音はやや苦手で、少し籠り気味です。と言っても、聞き取れないとか、聞きづらいという事はありませんよ。男性ボーカルの曲は、苦手かと思います。
高音は綺麗に聞こえますので、女性ボーカルには良いですね。
低音にウーファーで感じるような、物理的な響きがあります。ドライバーの詳細が公開されていないので不明ですが、一つの特徴だと思います。
元々付いているイヤーチップは、スポーツ向けの開放型です。密閉性が低くて外音が取り込める半面、音が抜けすぎてしまいます。
ただし・・・。元々の音質が、かなり良い方だと感じたのでイヤーチップを交換してみました。
激変!
低音の響く良い音質になりました!
手持ちの他のイヤーチップに交換して、試してみて欲しいです。
Muzili G4の操作性
物理ボタン式です。
ボタンの反応が良いです。操作の反映も早くてストレスがありません。
音楽一時再生/停止 | L/Rを1回押す |
前の曲 | Lを2回押す |
次の曲 | Rを2回押す |
音量を下げる | Lを長押し |
音量を上げる | Rを長押し |
電話応答/切る | L/Rを1回押す |
着信を拒否する | L/Rを2回押す |
手動で電源をONにする | ケースから取り出す |
手動で電源をOFFする | ケースに戻す |
ボイスアシスタント | L/Rを3回押す |
Muzili G4の評価
音質(高音) | |
音質(中音) | |
音質(低音) | |
連続再生時間(単体) | |
操作性 | |
コストパフォーマンス | |
総合評価 |
イヤーチップを変えると劇的な変化があって、突然お値段以上の音質に早変わりしました。
イヤーフックのお陰で全然落ちないし、ズレもしないです。これは本当に良い!
Muzili G4のまとめ
「Muzili G4」はいかがだったでしょうか~?
良かった点、悪かった点をまとめていきましょう!

イヤーチップを交換した時は、震えました。
逢いたくて、逢えて、震える~♪

衝撃受けすぎて壊れた?

壊れてないし。冗談はさておき・・・。
フィット感が素晴らしい、高音質イヤホンでした!