新しいノイズキャンセル搭載の完全ワイヤレスイヤホンが出ましたー!
「AirPods Pro」があれば、他は必要ないんじゃない?
「ノイズキャンセル搭載・完全ワイヤレスイヤホン・aptX対応」という、Android使い待望の製品です!
Amazonのレビューで低評価もありますが、ファームウェアアップデートで、改善されています。なるべく新しいレビューを参考にしてください。このレビュー記事は、随時更新していきます。
- Libratone TRACK Air+の特徴
- Libratone TRACK Air+の外観と付属品
- Libratone TRACK Air+の説明書
- Libratone TRACK Air+の性能
- Libratone TRACK Air+とApple AirPods Proの比較
- Libratone TRACK Air+のペアリング
- Libratone TRACK Air+の装着感
- Libratone TRACK Air+の音質
- Libratone TRACK Air+の操作性
- Libratone TRACK Air+の評価
- Libratone TRACK Air+のまとめ
- Libratone TRACK Air+のファームウェア
- Libratone TRACK Air+のQ&A
Libratone TRACK Air+の特徴
「Libratone TRACK Air+」を購入しましたので、見ていきましょう~!
完結にポイントを絞ると、特に素晴らしい点が4つあります。
ポイント
- アクティブノイズキャンセル(ANC)を30段階で調整可能
- ベースの音質が良い+アプリで「低音強調・通常・高音強調」が選べる
- aptX対応で高音質
- AirPods Proよりも安い
Android使いにとって、「ノイズキャンセル搭載・完全ワイヤレスイヤホン・aptX対応」は、待ちに待った製品です。
アクティブノイズキャンセル搭載だけでも凄いのに、あの「AirPods Pro」よりも凄い所があるんですよ!
ファームウェアアップデートが行われるようになり、Libratoneがユーザーの事を考えてくれるしっかりとした企業である事が分かります。今後のアップデートにも期待出来そうです。
Libratone TRACK Air+の外観と付属品
パッケージはシンプルなデザインですね。
箱は高級感のある硬質な紙です。小鳥が可愛い。
蓋を手前から奥に開けると、ケースと本体が別に入っています。
ケースは、プラスチック製です。マットな質感で、指紋は全然残らないです。
ケースのサイズがめっちゃくちゃ小さいです。今のところ、ANC対応機種で最小だと思います。
ケースの充電端子は、Type-Cです。
ケースを開けた状態です。ケースの蓋が軽くて、ヒンジの強度が少し心配です。
ケースと本体です。
うどん型のように変に出しゃばる事が無いし、シンプルな丸みのあるデザインが美しいです。
後で装着した画像もあるので、見て欲しいです。
付属品は、説明書、安全のしおり、充電ケーブル(Type-C)、イヤーチップ4種類(XS / S / M /L)です。
充電ケーブルは、Type-A to Type-Cです。1.5mほどあります。珍しく長いですね。
イヤーチップは、4種類(XS / S / M /L)です。Mは本体に装着済み。
イヤーチップの交換は、ステムが短いので、合うのを見つけるのが難しいかもしれません。
直径は6mmですが、高さが2mmで、出っ張りまで1.8mmしかないです。
ケースと本体で、49.5gです。
本体は、5.6gです。ノイズキャンセル搭載でこの軽さは凄いです。
左右に重さの違いはなく、11.3gです。片耳5.625g以上あり、四捨五入によって0.1g上がっていますね。
Libratone TRACK Air+の説明書
Libratone TRACK Air+の性能
防水性
IPX4です。
時計とかで言われる、生活防水です。軽い雨や水の飛沫が掛かる程度は問題ありません。
スポーツで汗をかくのも問題ありません。
連続再生時間
本体のみで、6時間。ケース込みで、24時間です。
コーデック
SBC、AAC、aptXです。
Android使いにとっては、待望のaptX対応のノイズキャンセルイヤホンです。
ポイント aptX対応で高音質
aptXなら、高音と低音をほとんど切らずに再生されます。
※bluetoothは一度に大量の通信が行える規格ではありません。データを小さくする必要があり、コーデックによって低音と高音の一部をカットしています。
ファームウェアのアップデートで、iPhoneでもAACに対応するとAmazonの商品ページに記載があります。ですが、iPhoneではコーデックが確認出来ず、対応状況は不明のままです。→ファームウェアアップデート(バージョン:111)で、AACに対応しました。
ワイヤレス充電
ワイヤレス充電に対応しています。
ノイズキャンセル
音楽再生、通話でノイズキャンセル機能を搭載しています。
ノイズキャンセルの性能は、必要十分です。
ノイズキャンセルは「0~30」まで、アプリから設定できます。自分で調節する「マニュアルモード」と周囲の騒音を判定して自動で調整する「スマートモード」があります。
アプリで左右いずれかのダブルタップに、ノイズキャンセル⇔外音取り込みの切り替えを割り当てる事も可能です。
・電車
線路を走る走行音は綺麗に消えてくれます。アナウンスは若干聞こえるので、注意していれば、ノイズキャンセルONでも聞こえます。
・スーパー
冷蔵庫の「ブーン」という、低音は綺麗に消えてくれます。
・道路
タイヤと道路の接地面の音は、ほぼ聞こえないレベルになります。
・高速道路の車の走行音
我が家はマンションで、50m程の所を高速道路が走っています。窓を開けていたり、ベランダに出て洗濯をする時に、どうしても騒音が聞こえるわけです。
しかし、それがしっかり聞こえなくなります!洗濯物を干すのが楽しい音楽鑑賞の時間に早変わり~♪
・PCの音
我が家のPCはファンの音が爆音で、50dBありますが、気にならないレベルになります。流石に多少聞こえますよ。
音楽を再生していたら、キーボードの打音、マウスのクリック音は、聞こえません。
外音取り込み
・会話
全く違和感なく会話が可能です。音量が小さくなる事で、会話が出来る印象です。
・音楽
外音取り込みモードにすると、一定の音量まで小さくなります。
音量が小さくなり、電車の中だと音楽はかなり小さいです。
Libratone TRACK Air+とApple AirPods Proの比較
ノイズキャンセルの性能が気になりますよね。他のノイズキャンセルイヤホンに比べてどうなのかと。
別の記事でレビューしている、「Apple AirPods Pro」と比較していきます。
ノイズキャンセルの比較
「Apple AirPods pro」と「Libratone TRACK Air+」では、”ノイズ”の対象が違うと感じました。
・「Apple AirPods pro」
低音の不快な音を徹底的に打ち消している印象です。ほぼ、無音になります。
例えばエアコンの音、PCのファン、車の走行音、電車の走る音。擬音で示すなら、「ブーン」、「ガー」、「ゴー」といった、連続した低い音です。
・「Libratone TRACK Air+」
周囲の音を広く”ノイズ”として捉えて、打ち消している印象です。
スマートモードが優秀で、自動で効きの強さを調整してくれるのは、非常に優秀です。
「Libratone TRACK Air+」のノイズキャンセル性能を不満に思う人は、居ないでしょうね
外音取り込みの比較
外音取り込みについては、完全に「Apple AirPods pro」>「Libratone TRACK Air+」です。
「Apple AirPods pro」は、周囲の音のクリアさが素晴らしい。音楽との音量の調整が自然過ぎて、勝てませんよ・・・。
比べて気付いた事ですが、「Apple AirPods pro」は、耳の内圧を周囲と合わせる穴が開いています。これの効果が大きいのだと思います。
外音取り込みをオンにしても、「Libratone TRACK Air+」は、完全に密閉されたカナル型のため、自分の声は結構篭るのです。
「Apple AirPods pro」もカナル型ですが、かなり軽減されます。おそらくそれが、「Apple AirPods pro」の自然さの正体です。
音質の比較
「Libratone TRACK Air+」>「Apple AirPods pro」です!
「Apple AirPods pro」は、可もなく不可もなく、フラットな音を出しています。ただ、音の幅、艶、響きに関しては、今一つ・・・。
「Libratone TRACK Air+」 は、綺麗に出力されているだけではなく、オーディオメーカーが培った技術で、音場を広げています。
アプリで音質の調整が可能なのも、「Libratone TRACK Air+」の優れたところです。
どちらも必要十分な性能は有していますが、甲乙付けるとしたら・・・。
総合的には「Apple AirPods pro」>「Libratone TRACK Air+」です。
性能だけで比べるとこうなります。価格を考慮に入れたら、私は「TRACK Air+」を選びます。
Libratone TRACK Air+のペアリング
設定を行うアプリがありますので、ダウンロードしておきましょう。マニュアルにもリンクしているので、困ったら参照してください。
- 手順1スマホのbluetoothをONにする
「新しいデバイスとペアリングする」を選択する。
- 手順2イヤホンをペアリング状態にする
ケースの蓋を開けて、マルチファンクションボタンを長押しします。LEDが点滅したら、ペアリング状態になります。
- 手順3スマホでイヤホンを選択する
「TRACK Air+ Left」を選択します。
「TRACK Air+ Right」も表示されますが、ペアリングには使用しません。
「TRACK Air+ Rigthをペアに設定しますか?」と表示されてたら、設定するを選択します。
- 手順4接続完了
一度ペアリングすれば、以後ケースから取り出すだけで自動接続してくれます。
Libratone TRACK Air+の装着感
男性横から 男性斜め前から 女性横から 女性斜め前から
AirPods Proよりもフィット感がありました。耳の穴が狭くて浅いので、イヤーチップのステムが短いのが功を奏しています。
耳の出っ張りや窪みに程よくハマってくれます。無理が無いので、長時間着けていても痛くならないです。
無理やり押し込んでいる感じがしないので、圧迫感がなくてとてもいいです。耳の大きさによって、本体の角度を調節するとフット感が得られます。
Libratone TRACK Air+の音質
アプリで音質が変更できます。「低音強調」、「通常」、「高音強調」から選択します。
協調される度合いは、強めです。強調モードは、多少聴き疲れするかもしれません。
Pixel3aとaptXの組み合わせで検証を行いました。アプリの音質設定は、「通常」です。
この音質テスト用の音源で聞き比べています。
- 男性の声:元々聞き取りにくい声ですが、はっきり明瞭に聞こえます。素晴らしい。
- 動物の鳴き声:鶏の鳴き声が響き渡り、馬の鳴き声に圧倒されます。響きが凄い。
- 太鼓の音:細かな振動が出力されているし、迫力があります。
- チェロの音:低音の弦楽器の魅力が表現されています。音に幅があります。
- ベル:高音がクリアで綺麗です。
- ピアノ:ピアノの音が心地よく聴けます。高音に艶があります。
- 民族音楽:迫真に迫るような音楽を、臨場感のある音で表現しています。
- オーケストラ:音の重なりがそれぞれ表現されていて、迫力ある音を再現しています。
Libratone TRACK Air+の操作性
タッチ操作式です。
ダブルタップとトリプルタップに対応しています。(トリプルタップはファームウェアアップデートで追加)
センサーの反応は非常に良いです。反応すると、「ピコン」とか「ポッ」など、操作によって、反応音が鳴ります。
以下は、デフォルトの設定です。アプリから、「※の操作」のボタンの割り当てを変更できます。
音楽一時再生/停止※ | L/Rを2回タップ |
前の曲※ | 「音源」で操作 |
次の曲※ | 「音源」で操作 |
音量を下げる | 「音源の」音量ボタンを下げる |
音量を上げる | 「音源の」音量ボタンを上げる |
電話応答/切る | L/Rを2回タップ |
着信を拒否する | 「音源」で操作 |
手動で電源をONにする | ケースから取り出す |
手動で電源をOFFする | ケースに戻す |
ボイスアシスタント※ | 「音源」で操作 |
ノイズキャンセル切替※ | 「音源」アプリで操作 |
Libratone TRACK Air+の評価
音質(高音) | |
音質(中音) | |
音質(低音) | |
連続再生時間(単体) | |
操作性 | |
コストパフォーマンス | |
総合評価 |
音質は、低音~高音までしっかり出力されています。音域が広い上に、音の幅や質感が良く、完全ワイヤレスイヤホンでは、かなり良い方です。
連続再生時間は、6時間となっていますが、左のイヤホンの減りが早いです。ファームウェアアップデートで改善される可能性はありそうです。
ノイズキャンセル搭載の完全ワイヤレスイヤホンは、25,000~40,000円ぐらいなので、安い部類に入ります。
Libratone TRACK Air+のまとめ
「Libratone TRACK Air+」は、いかがだったでしょうか?
良かったところ、悪かったところをまとめておきます。
悪い所はあるのですが、ファームウェアのアップデートで修正出来る箇所です。
今後のアップデートで改善されたら、神イヤホンです!
いやいや、本当に良い物を見つけました
改善すべき点はあるけど、改善出来るから期待できるね!
Libratoneさん、改善が進んで素晴らしいです!ありがとう!
ノイズキャンセリング機能付きの完全ワイヤレスイヤホンなら、こちらもオススメです。
言わずと知れたANCの王道。これを使わずしてANCは語れません。
「House of Marley REDEMPTION ANC」
竹を使ったデザインと暖かみのある音質。唯一無二の存在です。
オープンフィット型のANCは、今のところこの機種だけ!
Libratone TRACK Air+のファームウェア
- バージョン:70 2019/11/23に購入した当初のバージョン
- バージョン:86 2019/12/15に更新を確認
- 使用中に時々発生するノイズの問題を改善します
- バージョン:111 2019/12/19に更新を確認
- AACのサポートを更新しました
- イヤホンを制御するため新たにトリプルタップを追加しました
- 音声品質向上アルゴリズムを最適化し、通話品質を改善しました
- スマートノイズキャンセリング、バックグラウンドノイズの問題を低減し、全般的なパフォーマンスを向上しました
- その他マイナーなバグを修正しました
Libratone TRACK Air+のQ&A
- Q:音切れしますか?
- A:電車、繁華街で試しましたが、音切れはありませんでした。バージョン86以降、ちょっと音切れが発生するようになりました。アップデートで変化があったので、改善される可能性が高いです。
- Q:Androidはファームウェアアップデート出来ますか?
- A:出来ます。70、86、111にアップデートがありました。
- Q:左のバッテリー消費が激しいのは本当ですか?
- A:本当です。ただし、右とペアリングして右から取り出して使うと均等に減っていきます。
- Q:不良品が多いですか?
- A:電子機器は一定数不良品が出ますし、不良品に当たった人がレビューを書く傾向にあります。
- Q:iPhoneでは、AACで接続されますか?
- バージョン111で、AACに対応しました。
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