yoshさん!EarFun Freeをレビューしてもらえませんか!?
はい!喜んで~!(居酒屋風)
以前から気になっていたものの、まだ買っていなかったイヤホンが、EarFunさん側からやってきました!(驚)
というわけで、勢いのあるオーディオブランドのイチオシ製品を紹介します。
※こちらの記事は、「EarFun Free(第2世代)」のレビュー記事です。第1世代、第3世代の「EarFun Free」もありますので、お間違いないようお願いします。性能は大きくは変わっていないようですが、手元にはないので比較出来ていません。
EarFunの関連製品
EarFun Free Pro
EarFun Freeのコンセプトにアクティブノイズキャンセルを追加したモデル。数千円プラスするだけで、パワフル音質+ANC+低遅延モードが追加されます。コストパフォーマンスが高すぎて困っちゃいますね。
EarFun Air Pro 2
3万円クラスのノイキャンイヤホンを持っていてますが、それでも満足できるレベルでANCが効いてます。2021年の最高傑作でしょう。
EarFun Freeの特徴
「【2020最新進化版】EarFun Free」を入手したので、レビューしてきましょう~!
新興オーディオブランドが作り出した、意欲作です。
特徴を簡単にまとめると、以下のとおり。
・ポイント
- 落下の不安が無いフィット感と高い遮音性
- 6mmグラフェンドライバーで高音質
- IPX7の防水性
- CNETが選ぶ50$以下のベスト完全ワイヤレスイヤホンに選出(CNETの記事)
自分では何とでも言えてしまいますから、受賞歴がありプロの目から見ても、優れた製品と認められているというのは信頼感が上がりますね。
馴染みのない会社なので、「EarFunテクノロジー株式会社」について調べてみました。
2018年に、経験豊富な工業デザイナー・音響エンジニア・音楽愛好者のチームによって設立されました。EarFunは、デザインから製造まで自社で行う、精力的に活動する新興オーディオブランドです。「CES 2020 イノベーション・アワード」、「iFデザインアワード2020」を受賞しています。
保証もしっかりと定義されています。「理由を問わず30日の返金保証」、「18か月の製品保証」があるので、ありがちな不具合品は保証してくれます。
「EarFun公式ホームページ」を見ても、英語と日本語にしっかり対応しています。売り上げの一部をユニセフに寄付するなど、社会貢献も行っています。
第三者から評価を得ている点、非常に安心感がありますね
EarFun Freeの外観と付属品
パッケージは、シンプルながら黄色を挿し色に入れた、鮮やかなデザインになっています。
開けてみると、ケースと本体が別に入っています。最近こういうパッケージをよく見ます。店頭に並ぶ事を意識して作っているんでしょうね。
ケースから見ていきます。白で統一されており、清潔感のあるケースです。プラスチック素材ですが、チープな印象にならないように、マットな質感に仕上げられています。手触りが凄く良いです。
ケースのサイズは、持ち運びに便利なサイズ感です。まずは「EarFun Free」の詳細を書いていきますが、記事の最後に同価格帯のイヤホンとケースのサイズ感を比較しています。
充電端子はType-Cで、高速充電に対応していますよ。10分で2時間再生出来ます。
本体も白で統一されており、清潔感のあるデザインです。こちらもマット加工で滑らないので、落下防止になります。
サイズ感としては、思ったよりも大きいです。装着感にどう出るかと思いましたが、非常に良かったです。詳細は、装着感の項目で解説します。
付属品は、説明書、イヤーチップ、充電ケーブルです。
充電ケーブルは、Type-A to Type-Cです。イヤーチップは、S / M / Lが付属します。Mは本体に装着されています。
本体とケースで、59.0g。片耳で、5.6g。左右で重さの違いはなく、両耳で11.2gです。
ケースは軽い方の部類に入ります。本体は、標準的な重さです。重さによる負荷は少ないです。
EarFun Freeの説明書
多言語に対応した説明書がついています。日本語の部分を抜粋して、以下に置いておきます。
EarFun Freeの性能
防水性
IPX7に対応しています。
「一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない」と定義されています。水深15cmに30分浸かっても問題ないように設計されています。
防水をうたう製品の多くはナノコーティングが多いですが、コーティングなので剥がれてしまうんです・・・。SweatShieldテクノロジーは、密閉性の高い構造にすることで、汗や水の浸食を防いでいます。
連続再生時間
本体のみで、6時間。ケース込みで、30時間です。
コーデック
SBC、AAC対応です。
iPhoneまたは、AACに対応しているAndroid端末なら、AACで楽しめます。
遅延については、YouTubeで人が話している動画を見ても、大きな違和感は感じませんでした。Pixel3aとAACで、体感で0.11秒ぐらいです。もちろん厳密にい言えば遅延はあるので、リズムゲームは向いてないです。
Androidを使っている方は、aptXに対応して欲しかったと思うでしょうね・・・。
遅延についての補足
aptXは70ms(0.07秒)、AACは120ms(0.12秒) 、SBCは220ms(0.22秒)
ノイズキャンセル
音楽再生に対するノイズキャンセリングは、搭載していません。
外音取り込み
外音取り込み機能は、搭載していません。
ワイヤレス充電
qi規格のワイヤレス充電に対応しています。
EarFun Freeのペアリング
- 手順1スマホのBluetoothをONにする
「新しいデバイスとペア設定する」を選択する。
- 手順2イヤホンをペアリング状態にする
ケースから取り出すとペアリング状態になります。
- 手順3スマホで接続するイヤホンを選択する
「EarFun Free」を選択する。
「EarFun Freeをペアに設定しますか?」と聞かれたら、「ペア設定する」を選択する。
- 手順4接続完了
以降は、ケースから取り出すだけで自動接続されます。
EarFun Freeの装着感
耳が小さいので、イヤーチップをSにしています。本体は大きめなので、飛び出し気味ですね。
イヤーチップはMです。左右に回すと適度に耳の奥に入って、しっくりくる位置が見つかります。装着感はかなり良いです。
ステムは高さ3mm(窪み:出っ張り=2mm:1mm)。直径5mmです。
イヤーチップの交換は可能です。写真は、「SONYのハイブリッドイヤーピースMサイズ」です。
ただし、ケースに余裕が無いため、SSサイズしか充電出来ませんでした。純正のような背の低いイヤーチップしか対応しません。
EarFun Freeの音質
Pixel3aとAACの組み合わせで検証を行いました。
この音質テスト用の音源で聞き比べています。
- 男性の声:非常にクリアに聞き取れます。低めの音が潰れる事無く聴こえます。
- 動物の鳴き声:鶏の鳴き声が、すぐそばに居るような臨場感があります。
- 太鼓の音:躍動感があり、低音も量感があります。
- チェロの音:弦の細かな響きが聴き取れます。
- ベル:しっかりしたクリアな音質で聴こえます。
- ピアノ:中~高音域は、綺麗な音が出ています。定位もしっかりしています。
- 民族音楽:太鼓の迫力が伝わります。細かい振動が聴き取れます。
- オーケストラ:ヴァイオリンが、綺麗に聞こえます。楽器の織り成す響きが心地良いです。
音域のバランスは、高音:3.5、中音:3.5、低音:3ぐらいで、少しだけ高音寄りのバランスです。
低音~高音まで、しっかり出力されています。解像感が高く、明瞭に聴きとれるのも特徴です。
ロックやポップが綺麗に聴けます。女性ボーカルが華やかに聞こえるので、お気に入りのアーティストさんを聴いてください。
ホワイトノイズが無いので、無音があるようなクラシックやジャズなども、邪魔される事無く聴けます。
純正のイヤーチップは、低音の量感が少な目です。低音好きの方はイヤーチップを替えてみると良いです。
高級機種にあるような音場の広さは無いですが、同価格帯のイヤホンからすると、非常に優れています。
EarFun Freeの操作性
物理ボタン式です。
誤操作が全然無いので、とても良いです。本体で音量の上下が出来るのも、ポイントが高いですね。
押し込みによって耳が痛くなる事もありません。結構軽い力で反応します。
再生/停止 | L/Rを1回押す |
次の曲 | Rを長押し |
前の曲 | Lを長押し |
音量を上げる | Rを2回押す |
音量を下げる | Lを2回押す |
電話応答/切る | Rを1回押す |
着信を拒否する | Rを2秒長押し |
電源をONにする | ケースから取り出す、L/Rを2秒長押し |
電源をOFFする | ケースに戻す、L/Rを5秒長押し |
ボイスアシスタント | L/Rを2秒長押し |
EarFun Freeの評価
音質(高音) | |
音質(中音) | |
音質(低音) | |
連続再生時間(単体) | |
操作性 | |
コストパフォーマンス | |
総合評価 |
音質は、低音~高音まで出ていて、非常にバランスが良いです。この音質は、お値段以上です。
連続再生時間は、6時間と優秀で、通勤・通学は余裕です。帰ってからワイヤレス充電しておけば、バッテリーに困ることはないでしょう。10分充電で2時間使えるのも、便利ですよね。
操作性は、物理ボタンなので、誤操作がありません。押し込みによって耳が痛くなる事もなく、優秀です。
コストパフォーマンスが、非常に高いイヤホンです。同価格帯の製品と比べても、コスパが高いので、5千円台のイヤホンなら「EarFun Free」をおすすめします。
EarFun Freeのまとめ
「EarFun Free」は、いかがだったでしょうか~?
5千円台のイヤホンとは思えぬレベルの高さで、とても驚きました。おすすめのイヤホンに追加する事にします。
良かったところ、悪かったところをまとめます。
凄く優秀でしたね。間違いなく、お値段以上!
妥協せずに作っているのが、製品に出てるよね
ホワイトノイズはオーディオ機器をしっかり理解していないと、抑制出来ないんだよ
オーディオブランドならではの技術力なのね!
『EarFun Air』が登場!うどん型になり、装着自動検出機能が追加されています。音質は、『EarFun Free』の方が耳の奥まで挿入出来て、低音を感じます。耳の浅い人には、『EarFun Air』の方が音質もフィット感も良いかも。
同価格帯のイヤホンとの比較
SoundPEATS Truengine SEとEarFun Freeの比較
- ケースは、「Truengine SE」の方が小さいです
- 音質
- 「Truengine SE」:aptX対応、デュアルドライバーで、低音重視かつ派手な音質です。
- 「EarFun Free」:バランスがよく、聴きやすい音になっています。
- 装着感は、「EarFun Free」の方が収まりが良く、落ちにくいです。
「EarFun Free」の方が全体的に品質が高いので、おすすめ度が高いです。音質がかなり異なるので、好みで選ぶと良いと思います。動画や男性ボーカルの曲は、「EarFun Free」の方が聴きやすいです。
【第2世代】Anker Soundcore Liberty NeoとEarFun Freeの比較
- ケースは「Liberty Neo」の方が小さいです。
- 音質は、「EarFun Free」の方がクリアで解像感が高いです。
- 装着感はどちらも良く、甲乙つけがたいです。
- 操作性はどちらも良いですが、「EarFun Free」は、本体で音量調整出来る利点があります。
音質が「EarFun Free」の方が良いので、おすすめです。Ankerの製品は好きですが、この勝負には勝てません。
編集後記
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
私は、レビューのご依頼をいただいた時に、必ず聞くようにしている事があります。
製品に悪いところがあっても、そのまま書きます。いいですか?
承知しました。
製品を提供してもらいますが、嘘は書きたくありません。いちユーザーとして、正直にレビューする事で、皆さんの品定めのお手伝いをしているからです。意味が無くなってしまいます。
ところが、今回の製品のように褒めるところばかりだと
製品提供してもらったから、良い事ばっか書いているんやな・・・
という状態になって、レビューの信ぴょう性が下がるのが、もどかしいです(泣)
◎Amazonギフトチャージのススメ
これ普通に知らなくて損してました。プライムの年会費を回収出来るぐらい使ってました・・・。
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