AirPodsから広く知られた「完全ワイヤレスイヤホン」。
数多くの製品が発売され、消費者からすれば「どれを買ったらいいの?」という状態になってきました。
「高い製品を買っておけば間違いないよ」という声を聞きますが・・・。
そんな事言っても高い物は2万~3万円するし、気軽に買えませんよね・・・
安くても音質や性能が良い物を選ぶ方法はないの?
ありますよ!低価格帯で失敗しない完全ワイヤレスイヤホンの選び方をご紹介します!
完全ワイヤレスイヤホンの選考要素
皆さんは完全ワイヤレスイヤホンを選ぶときにどんな要素で選びますか?
ざっと考えて以下のような要素かと思います。
- 音質
- 遮音性
- 操作性
- 重量
- 連続再生時間
- フィット感
- 接続安定性
- コーデック
- 防水性
- デザイン
- 大きさ
- 価格
- メーカー
性能に分類される要素が多いですよね。
満足度が高い製品を選ぶには、性能が必要不可欠という事が分かります。
完全ワイヤレスイヤホンを選ぶ決め手
性能は商品の説明を読んだら書いてあるよね?
低価格帯だと怪しげな製品も多いから、言葉に騙されないように!
じゃあ何を基準に選ぶの?
今回の肝です。SoCの性能で選びましょう!
SoC?全然分からない。説明よろしく・・・。
完全ワイヤレスイヤホンの構造
完全ワイヤレスイヤホンの性能を見ていく上で、内部構造を知っておく必要があります。
どんな部品が入っているか、以下の構造図を見て下さい。
かなり簡略化して書いていますので、詳しい人に怒られそう・・・。
「初めて見る」という方に向けに書いていますので、簡易に書いています。
製品によってパーツが多かったり、順番が違ったりすると思います。
真ん中の方にあるのが「SoC」です。
完全ワイヤレスイヤホンの性能を決める部品
SoCは多様な機能を持つと言いました。
次は、最初に考えた完全ワイヤレスイヤホンの選考要素を、どの部品が担っているかを考えてみましょう。
以下の表の「評価する要素を縦軸」、「部品を横軸」に並べて、選考要素に影響する部品に〇を付けました。
ここから見てわかる通り、SoCが最も多く性能に影響を与えています。
つまりSoCを主軸に製品を選んで、次に他の要素で選考すればいいのです。
まずは性能の良いSoCを搭載している完全ワイヤレスイヤホンを選べばいいわけですね!
完全ワイヤレスイヤホンのSoC
それでは、性能の良いSoCを選ぶにあたって、メーカーや製品について知っておきましょう。
人気のある完全ワイヤレスイヤホンが搭載している、主要なメーカーの製品を紹介します。
価格も一緒に確認していきます。
NXPセミコンダクターズ(以下、NXP)
オランダに本拠地を置く大手半導体メーカーです。
完全ワイヤレスイヤホンは左右のペアリングで、電波が頭を通過しずらく通信が切断される事象に悩まされていました。
NFMIというbluetoothにおける左右のペアリング技術を開発した事で、高価格帯の完全ワイヤレスイヤホンがNXPの製品を搭載するようになりました。
Qualcomm
アメリカに本社を置く、大手の半導体メーカーです。スマホのSoCでも有名です。snapdragonという製品です。
NXPのNFMIとは異なる、TWS Plusという技術で左右のペアリング問題を解決しています。また、aptx、aptx-HDといった音質の高いコーデックにも対応しています。
airoha
台湾に本拠地を置く半導体メーカーです。無線通信用のSoCが専門のメーカーです。
公表されているところで行くと、SoundPeatsやTao TronicsにもSoCを販売しています。
左右の通信の安定性を求めてMCSync (Multi Cast Synchronization) を開発しました。
音源との左右同時通信を実現して、音切れを軽減しています。
sony
低価格帯で選ぶべきSoCは・・・
QCC3020を選ぶのが良さそう!
完全ワイヤレスイヤホンの選び方まとめ
長い記事になりましたが、ここまでお読み頂きありがとうございます。
完全ワイヤレスイヤホンの選び方は極意は、低価格で高性能なSoC選びにあります。
SoCで選別して、次に希望に沿った性能の製品を選択してください。
本当にそのやり方で良い完全ワイヤレスイヤホンが見つかるの?
もちろん裏付けは取ってあります!嘘は付きません!
完全ワイヤレスイヤホンの選び方検証
NexAudio Nex Q70
まさかの低音重視モデルでした!音質はHolyHig G3よりも好きです。
うどん型が良いなら有力候補ね
SoundPEATS Truengine SE
QCC3020の安定した品質と、デュアルドライバーの迫力は、他の追随を許さないです!
迫力のある低音が魅力的なのよね~
AVIOT TE-D01d mk2
日本のメーカーAVIOTが、作り出したアンビエントモード搭載の高音質イヤホンです。
LYPERTEK TEVI
音質、連続再生時間、操作性、デザイン、どれを取っても秀逸な、プレミアムなイヤホンです!
これは音良すぎて感動した!
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これ普通に知らなくて損してました。プライムの年会費を回収出来るぐらい使ってました・・・。
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—BigChance!—
SoCの価格は分かりませんが、音質を求める音響メーカーが搭載した事で高価格帯の製品が多くなっています。1万5千円~3万円以上の製品が多いです。