OneOdio A10 レビュー|Soundsurge85と比較していく!

OneOdio_A10ワイヤレスヘッドホン

OneOdio A10の特徴

無線+有線×ANCの万能ヘッドホン

OneOdio A10 レビュー

ポイント

  • 無線と有線のハイブリッドで、使い勝手が良い
  • 無線、有線どちらでもANCをON/OFF出来る
  • 軽くANCを利かせて、手軽に音楽を聴きたい人に向いている

有線でも無線でも使えて、ANCも搭載してるヘッドホン?万能過ぎませんか?

実力はいかに。「OneOdio A10」レビューしていきましょう~!

ところで「OneOdio」ってどんなブランドなの?

「OneOdio」さんからお話をいただいてレビューするんですが、全然知らないわけです。(「OneOdio」さん申し訳ありません・・・。)

オーディオレビュー中心のブログを書いている私が知らないので、ほとんどの人は知らないだろうと思って調べました。

設立10年以上で、手ごろな価格でDJ品質を提供しているオーディオブランドです。

音質は計器で測定しチューニングしていて、精度は高そうです。

また、様々な計測機器を用いて品質テストを行っています。保証は製品登録で24か月で、品質には自信があるようですね。

OneOdio A10の外観と付属品

凝った装飾と適度な光沢感はデザインを際立たせる

OneOdio A10 レビュー

外箱は黒い紙のケースで、しっかりしています。

OneOdio A10 レビュー

中にはキャリングケースが!

yosh
yosh

この値段でキャリングケースとは、驚きです。

OneOdio A10 レビュー

本体は、プラスチックをメインに、光沢のある塗装が思った以上にカッコイイです。イヤーカップは合皮。ヘッドバンドの内側は、ラバーっぽい材質です。

OneOdio A10 レビュー

ヘッドバンドの上には、ブランドロゴが入っています。

充電ポート兼有線接続は、Type-Cです。

ボタンは、R側に電源/再生/停止ボタン、音量/曲操作ボタン×2。L側にANC用スライドボタンとなっています。

OneOdio A10 レビュー

説明書などはご覧の通り。

OneOdio A10 レビュー

付属品は左から、有線接続用(Type-C to 3.5mmオーディオジャック)、充電ケーブル(Type-A to Type-C)、航空機用変換ケーブルです。

OneOdio A10の性能

ミドルローなスペックながら光るものがある

連続再生時間

  • 有線+ANC:80時間
  • Bluetooth:40時間
  • Bluetooth+ANC:25時間

25時間も連続使用する人はいないし、10分充電で2時間も使用出来ます。

コーデック

SBC、AACです。

遅延についての補足

aptXは70ms(0.07秒)、AACは120ms(0.12秒) 、SBCは220ms(0.22秒)

ノイズキャンセル

搭載しています。

独立したANCボタンがあり、有線でも無線でも使用可能です。この価格帯でANCを搭載しても「それほど性能高くないでしょ?」と思いつつ試してみました。

  • 実際の電車
    • 空間に響くような空調音や、地下鉄のトンネルに響く喧騒が生み出す低音を、握りつぶすように抑えこんでくれます。アナウンスは聞こえるので、乗り過ごすことはありません。
  • 実際の交差点
    • 大きな交差点の信号待ちでANCをONに。サッと薄れていく車の走行音。甲高いバイクやクラクションは消えずとも、音楽の邪魔になる音はしっかり抑えてくれました。

高音まで全てを打ち消すわけではないので、「ANC効かない」と誤解する人も居るかもしれませんが、低音はぐっと抑え込まれます。部屋で使うと分かりづらいかもしれません。

近い価格帯の「TaoTronics Soundsurge85」では感じられなかった静音性でした。

SONY WH-1000XM4」とは、価格差の通りに性能は劣ります。性能を上げるには、その分の対価が必要ですので、ご了承ください。

外音取り込み

非搭載です。

有線接続

対応しています。

Type-C端子と3.5mmオーディオジャックという、あまり見たことが無いケーブルで接続します。1mしかないので、もう少し欲しかったです。

防水性

防水性能はありません。

雨の日は注意しましょう。

ワイヤレス充電

対応していません。

OneOdio A10のペアリング

マルチペアリングで瞬時に切り替え

ペアリングは簡単で、電源ONにしてペアリングモードに。機器から「OneOdio A10」を選択するだけです。

複数の機器とペアリングしておく事が可能です。

  • PCとスマホにペアリングする場合
    • PCとペアリングする
    • PCのBluetoothをOFFにする
    • スマホとペアリングする

どちらか先に再生した方の機器から入力が反映されます。PCで音楽を再生していて、スマホでYouTubeを再生しても、PCの音楽が聴こえます。

マルチペアリングがどんな状況で便利かというと・・・。PCで音楽を聴きながら作業していて、スマホに電話が掛かってきた場合、ヘッドホンをしたまま「サっ」と電話に出る事が出来ます。

マルチペアリングは本当に便利!

OneOdio A10の装着感

ソフトな着け心地で長時間装着可能

OneOdio A10 レビュー
yosh
yosh

程よい柔らかさのイヤーパッドで、3時間ほど着けていても痛くなりませんでした。

側圧

側圧は中程度で、痛くなるような事はありません。

イヤーカップ

メモリーフォームと記載がありますが、至って普通のスポンジの弾力です。

折りたたみ

左右90°回転するので、首掛けが可能です。

上下50°回折りたたんで収納する事が出来ます。

OneOdio A10の音質

音質重視ではない!

Pixel3aとAACの組み合わせで検証を行いました。Bluetooth接続+有線接続×ANCの4パターン検証しました。

この音質テスト用の音源で聞き比べています。音源は、どなたでも同じように検証できるように、YouTubeの動画としています。

Bluetooth(AAC)+ANC ON

  • 太鼓の音:力強い低音が聴けます。細かな振動は聴こえません。
  • チェロの音:弦の繊細な響きは聴き取れず、解像度は高くありません。
  • ベル:シャリつきはなく、高音はある程度出ています。
  • 民族音楽:本来迫力あるサウンドですが、淡白な感じを受けてしまいました。
  • オーケストラ:低音が強調されている反面、モヤっとしたメリハリの無さを感じます。

Bluetooth(AAC)+ANC OFF

  • ANCをOFFにすると、低音がスッキリしました。
  • 好みによっては物足りなさを感じる人も居るかもしれません。

有線+ANC ON

  • 低音、高音ともに音域が広く感じます。※Bluetoothは、通信量を抑えるために、聴こえない範囲の低高音を削っています。
  • 音量が小さくなります。Bluetoothの50%を出すのに、75%にする必要がありました。
  • ANCをONにすると、低音が強調されるのはBluetoothと同じです。

有線+ANC OFF

  • 低音がスッキリして、バランスの良い音になります。
  • 最も解像度が高く、低音~高音のバランスが良く聴こえます。

やはり有線の方が音質は良いですね。Bluetoothにすると、音域が狭く感じます。人間には聴こえない音域を削っているはずなんですが、不思議なものです。無線通信の性質上避けられないですし、許せる範囲です。

総じて、ヘッドホンを使用する最大のメリットである「反響感」は少な目です。音質より「使い勝手重視」といった感が否めません。

ライバルの「TaoTronics Soundsurge85」と比較すると、「OneOdio A10」の方が音質は良いです。中~高音のメリハリを感じます。

OneOdio A10の操作性

操作に困る事は何もない

全て物理ボタンで操作します。

ボタンの反応も問題なく、使っていて困ることは何もありません。

再生/停止R側の電源ボタンを1回押す
次の曲R側の∧を長押し
前の曲R側の∨を長押し
音量を上げるR側の∧を1回押す
音量を下げるR側の∨を1回押す
電話応答/切るR側の電源ボタンを1回押す
着信を拒否するR側の電源ボタンを長押し
電源をONにするR側の電源ボタンを3秒長押し
電源をOFFするR側の電源ボタンを3秒長押し
ボイスアシスタントR側の電源ボタンを2回押す
ノイズキャンセル切替L側のANCスライダーでON/OFF

物理ボタンの操作は快適そのもの!

OneOdio A10の評価

コスパと使い勝手に特化

音質(高音)3.0
音質(中音)3.0
音質(低音)3.5
連続再生時間5.0
操作性5.0
コストパフォーマンス4.0
総合評価3.9

音質は、問題なく使えるレベルです。値段相応といった音質です。特にANCをONにすると、低音が強めに出ています。

連続再生時間や操作性は、十分に満足いく製品です。有線、無線で使えて、ANCも付いている。使い勝手の良さは抜群です。

この値段と性能を考えれば、コストパフォーマンスの高い製品と言えます。

OneOdio A10のまとめ

値段相応の音質+際立った使い勝手の良さ

OneOdio A10」いかがだったでしょうか~?

普段使いに適した、使い勝手の良いヘッドホンと言えます。

パっと取り出して、サっと着けて音楽を楽しめて、ANCも使える。これには、十分なメリットがあります。

家で落ち着いて、最高の音楽を楽しむためのヘッドホンもあれば、使い勝手を重視したヘッドホンもあっていいのです。

お手頃は価格でヘッドホンを探している方、試してみてはいかがでしょうか。

OneOdio A10の説明書

困ったときのやつ

説明書は日本語があります。若干怪しい翻訳ではありますが、内容は理解できます。

Amazonチャージ

◎Amazonギフトチャージのススメ

yosh
yosh

これ普通に知らなくて損してました。プライムの年会費を回収出来るぐらい使ってました・・・。

Amazonギフト券を現金でチャージする」と、最大2.5%のポイントが付与されます。現金とは、コンビニ・ATM・ネットバンクを指します。詳細はこちら

以下のポイント付与率ですので、Amazonプライム会員になった方がお得ですね。

Amazonチャージポイント付与率
ポイント付与率
aisu
aisu

現金で購入して初回チャージで1,000ポイントもらえるじゃん。やっておいた方がいいね。

普段からよく使うならAmazonプライム会員になっておいて、チャージしておく方がお得です。

—BigChance!—