
Yoshさん!TRI-i4をレビューしてもらえませんか!?

{ありがたいご依頼!だけど、有線イヤホンのレビューはやってない、どうしよう・・・。そうだ!ずっとやりたかったあれをやろう!}

有線レビュー+リケーブルでBluetooth化をしてもいいですか!?

いいですよ!

やったー!ありがとうございます!それでは、やっていきましょう~!
今回はNexAudioさんから、TRI-i4を提供していただきました。加えてBluetooth化するケーブルを購入して、組み合わせてレビューしていきます。
- リケーブルとはなんぞ?
- NexAudio TRI-i4の特徴
- NexAudio TRI-i4の外観と付属品
- NexAudio TRI-i4の音質
- NexAudio TRI-i4の評価
- リケーブルでBluetooth化に挑戦
- リケーブルの手順
- KZ HD Bluetooth Upgrade Cableの特徴
- KZ HD Bluetooth Upgrade Cableの外観と付属品
- KZ HD Bluetooth Upgrade Cableの説明書
- KZ HD Bluetooth Upgrade Cableの性能
- KZ HD Bluetooth Upgrade Cableのペアリング
- KZ HD Bluetooth Upgrade Cableの装着感
- KZ HD Bluetooth Upgrade Cableの音質
- KZ HD Bluetooth Upgrade Cableの操作性
- KZ HD Bluetooth Upgrade Cableの評価
- リケーブルでBluetooth化する価値はあったか?
- リケーブルでBluetooth化まとめ
リケーブルとはなんぞ?
イヤホン本体には、音質に影響を与える部品が複数、入っています。ほとんどは、それらの部品決まりますが、ケーブルでも音質が変わります。
SHUREなどに代表されるイヤモニ型イヤホンには、ケーブルが着脱出来る製品があります。オーディオ好きは、たくさんケーブルを持っている方もいる程、音質に関わる部品として捉えられています。
ケーブルを変える事を「リケーブル」といい、その仕組みを利用して、Bluetoothで通信出来るケーブルに変更していきます。
お気に入りのイヤホンも、線が邪魔だと思ったことはありますよね?
音質を損なわずに無線化出来るとしたら?

Bluetooth化!やらない手はありません!
今回は両方買っても1万円以下で、リケーブル可能なイヤホンを持っている場合は3千円で、イヤホンをBluetooth化していきます。
NexAudio TRI-i4の特徴
ベースとなるイヤホンは、「NexAudio TRI-i4」です。
1BA+1DDのイヤホンです。高音が得意なBA(バランスドアーマチュア)と低音が得意なDD(ダイナミックドライバー)を組み合わせて、立体感のある音質を作りだす設計です。
しかも、BAはKnowles(ノウルズ)という有名メーカーの製品を採用しています。
本体は、金属製でメタリック質感になっています。
NexAudio TRI-i4の外観と付属品

シンプルだけど、シックにまとまったパッケージですね。

蓋を開けると、本体と収納ポーチが出てきました。

本体の色味がうまく伝わらないのが残念ですが、落ち着いたブルーで、質感の高いメタリック仕上げです。成形も非常に綺麗です。
落ち着いたブラウンのカラーもありますよ。

イヤモニ型って透明なプラスチックが多い気がするけど、これは金属製なのね

値段の割に、金属製で高級感があるのも気に入ったポイントだよ!

付属品は、説明書、収納ポーチ、イヤーチップ(S / M / L)、ウレタン(M)、イヤーチップ透明×黄色(S / M / L)です。
NexAudio TRI-i4の音質
Pixel3aで検証を行いました。
この音質テスト用の音源で聞き比べています。
- 男性の声:元々篭った音ですが、実に明瞭です!
- 動物の鳴き声:鶏の鳴き声が響き渡ります。クリアで艶のある音です。
- 太鼓の音:太鼓の張りつめた皮が、叩かれ震える状況が再現されています。
- チェロの音:低音までしっかり出ています。変に強調されていないマイルドな音質です。
- ベル:高音は非常に伸びがあって心地良いです。キンキンしないので耳が疲れません。
- ピアノ:一音、一音が綺麗に聞こえます。解像感を感じます。
- 民族音楽:躍動感が伝わってきます。
- オーケストラ:楽器が織りなす和音が心地よく鳴っています。
全体としては、高音がクリアで伸びが良いです。高品質なBAを採用した事で、明瞭な高音を出しています。DDは、中低音をマイルドにカバーしており、2つのドライバーが切れ間なく融合しています。
BAから放たれたクリアな高音が、金属製のハウジングのお陰でクリアさを保ったまま耳まで到達します。それをマイルドな中低音が包み込むような印象です。
女性ボーカルが物凄く綺麗に聞こえます。たまたま聞いたお気に入りの曲も貼っておきます。
低めの特徴的な歌声で、エッジボイスやウィスパーボイスを上手く使っていますが、細やかなテクニックもしっかり聞き取れます。サビでは、イヤホンの特性が発揮されて、伸びのあるクリアな高音を聴かせてくれます。
NexAudio TRI-i4の評価
音質(高音) | |
音質(中音) | |
音質(低音) | |
コストパフォーマンス | |
総合評価 |
突き抜けるようなる高音を中心に、中低音が包み込むような音に仕上がっています。1万円以上するようなイヤホンにも負けてないのでは・・・?

自信をもっておすすめ出来るイヤホンです!

提供してもらったからって、褒め過ぎてない?

事実なんだもの・・・。Amazonのレビューで信ぴょう性を確かめてみて下さい!
リケーブルでBluetooth化に挑戦
さて、ベースとなるイヤホンの特性が分かった所で、リーブルしてBluetooth化を試してみます。
Bluetooth化に使うのは「KZ HD Bluetooth Upgrade Cable」です。

リケーブルの手順
やり方は至って単純で、「抜いて!挿す!」だけです。
端子が結構硬かったです。
奥まで挿し込んであげないと、接触不良で音が途切れる事があります。
KZ HD Bluetooth Upgrade Cableの特徴
「KZ HD Bluetooth Upgrade Cable」は、低価格ながら高性能なコストパフォーマンスに優れた製品です。
スペックまとめ
- aptX HD対応で、低遅延、高音質
- 連続再生時間は8時間
- IPX5の防水性
- 3千円という価格破壊レベルのコストパフォーマンス
- 2pin(端子が短い)/2pin(端子が長い)/MMCXの3タイプの製品があります
Bluetooth化する時に最も気にするポイントは、「音質が劣化しないこと」です。aptX HDに対応しているので、そのポイントをクリアして欲しいところです。
それでは、基本性能から順番に見ていきましょう~!
KZ HD Bluetooth Upgrade Cableの外観と付属品

パッケージが小さくて、簡素な仕上がり。コストカットですね。

本体のボックスは2つです。左右にバランスよく配置されているので、重さが分散されています。

耳に掛ける部分はこんな形です。まあまあ大きめに成形されています。

端子は金メッキのようです。端子の接続は結構硬いです。

付属品は、説明書と充電ケーブルです。

充電ケーブルは、Type-A to micro-USBです。
充電ケーブルが、めーっちゃ短いです。15センチです。他にも持っている人が大半なので、問題は無いと思います。
充電ケーブルを挿しても反応しない時があるので、赤く光るまでやり直してください。
KZ HD Bluetooth Upgrade Cableの説明書
説明書は中国語と英語です。英語の説明書を置いておきます。
KZ HD Bluetooth Upgrade Cableの性能
防水性
IPX5です。
「あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない」と定義されています。蛇口のから出る水がパシャっと掛かる程度は問題ありません。水に浸かるのはNGです。
連続再生時間
8時間です。
フル充電まで、2時間です。
コーデック
aptX HDです。
SBCには対応していると思いますが、確認方法が無いため未確認です。
ノイズキャンセル
音楽再生時のノイズキャンセルは、搭載されていません。
通話時のマイクには、cVC8.0ノイズリダクションが反映されて、環境音を除去してくれます。
KZ HD Bluetooth Upgrade Cableのペアリング
- 手順1スマホのBluetoothをONにする
「新しいデバイスとペア設定する」を選択する。
- 手順2イヤホンをペアリング状態にする
「▶ボタン」を長押しして、赤と青に点滅させます。
- 手順3接続するイヤホンを選択する
「KZ Earphone-HD」を選択する。
「KZ Earphone-HDをペア設定しますか?」と出たら、設定するを選択する。
- 手順4接続完了
以降は、「▶ボタン」を長押しで電源が入れば、自動でペアリングされます。
KZ HD Bluetooth Upgrade Cableの装着感
装着感は、基本的にはイヤホンに依存するので、ケーブルについて記載します。
耳掛け部分は成形されており、自由に曲がる訳ではありません。そこそこ大きめに成形されているので、ピッタリ耳に掛かる人は少ないと思います。
何かで固定してあげれば、形は変えられるかもしれません。

基本的に線が嫌いですが、首の後ろに線はほぼ気になりません。この程度なら許せます。
KZ HD Bluetooth Upgrade Cableの音質
Pixel3aとaptX HDの組み合わせで検証しました。
テスト音源はTRI-i4(有線)と同じです。イヤホンは同じなので、有線との差を書きます。
- ホワイトノイズがあるので、高音のクリアさが少し落ちる
- 中低音は、正直言って差が分かりません。
無音時はホワイトノイズを感じますが、再生中は全然気になりません。
3千円でこれなら、何も文句が無いです。
KZ HD Bluetooth Upgrade Cableの操作性
「-ボタン」、「▶ボタン」、「+ボタン」の3つの物理ボタンがあります。

販売ページの記載と秒数が異なるので、計測しました。誤差はあると思います。
再生/停止 | 再生ボタンを1回押す |
前の曲 | +ボタンを2秒長押し |
次の曲 | -ボタンを2秒長押し |
音量を下げる | +ボタンを1回押す |
音量を上げる | -ボタンを1回押す |
電話応答/切る | 再生ボタンを1回押す |
着信を拒否する | 再生ボタンを1回押す |
電源をONにする | 再生ボタンを3秒長押し |
電源をOFFする | 再生ボタンを5秒長押し |
ボイスアシスタント | 再生ボタンを2秒長押し |
KZ HD Bluetooth Upgrade Cableの評価
音質(高音) | |
音質(中音) | |
音質(低音) | |
連続再生時間(単体) | |
操作性 | |
コストパフォーマンス | |
総合評価 |
音質は、ホワイトノイズは多少ありますが、音質の劣化はほとんど感じられません。
ちなみに、動画でも遅延がほぼ感じられず、快適に見られます。
連続再生時間は、他のレビューも見ていると実際には5~6時間になるようです。とは言え、そんなに使わないので、大半の方は問題ないと思います。
操作性は、ボタンの硬さがマイナスポイントです。
リケーブルでBluetooth化する価値はあったか?
音質がほんの少し下がる程度なので、無線化の恩恵の方が大きいという結果になりました!
Bluetooth化に躊躇していたあなた。安価なので一度挑戦してみてはいかがでしょうか!
完全ワイヤレスイヤホンの音質に満足出来ないあなた。お気に入りのイヤモニ型イヤホンを手に入れて、Bluetooth化してみませんか?
リケーブルでBluetooth化まとめ
リケーブルどうだったでしょうか?
良かった点、悪かった点をまとめていきましょう~!

思ったよりメリットが少ない気がするけど?

僅かな劣化で、「線からの開放」が達成出来た事に価値があると思います!

「線からの開放」が目的なら、主目的は達成ね~

線が邪魔だなと思っている方は、やってみる価値ありますよ!
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