dyplay ANC-Shieldの特徴

1万円切りで、ANC対応の完全ワイヤレスイヤホンが出たよ!

嘘でしょ!?

そんなん買うしかないやん!
- ANC搭載なのに、行き過ぎている程のコストパフォーマンス!
- 音質も抜群!?
「dyplay ANC-Shield」をレビューしていきましょう~!
dyplay ANC-Shieldの外観と付属品

パッケージは結構整っていますね。

うん、やはり綺麗に収納されていて好印象です。

ケースはプラスチックで、若干マット加工されている感じです。指紋はそこそこ残ります。

見た目は好みが分かれる所ですね。

ケースと同じ質感で、「S」って書いてますね。ShieldのSですかね。

付属品は、説明書、イヤーチップ(S / M / L)、充電ケーブルです。

充電ケーブルは、Type-A to Type-Cです。

イヤーチップ(S / M /L)です。鮮やかなオレンジ。ちょっと滑りやすい素材です。

ステムは、こんな風になっているので、イヤーチップの交換は可能です。ステムが短くて、耳の奥まで届かない人が多そうなので、背の高いイヤーチップがおすすめです。

大きさも5mm程度なので、標準的です。

ケース込みで、70.1gです。50gぐらいの物も多いので、気持ち重いですね。

イヤホン本体は、4.6gです。

イヤホンは、左右とも同じ重さで、9.2gです。
dyplay ANC-Shieldの説明書
説明書は、日本語があります。
日本語の部分を置いておきます。
dyplay ANC-Shieldの性能
防水性
IPX5です。
「あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない」と定義されています。シャワー程度は防ぎます。ただし、水に浸かるのはNGです。
連続再生時間
本体のみで、5時間(ANC on)、6時間(ANC off)です。
ケース込みで45時間です。
コーデック
SBC、AACに対応します。
ノイズキャンセル
アクティブノイズキャンセル(ANC)を搭載しています。
本製品の目玉ですね。1万円以下のANCがどんな性能を発揮してくれるか、見ていきましょう。
25dbのノイズキャンセルが可能と謳っています。手持ちの「Libratone TRACK Air+」が、最大30dbなので、手動で25dBにして比較してみます。

あ・・・。これは・・・・

ANC効いてる?

おお・・!!確かに効いてる!!
検証環境や結果を、詳しくお知らせします。

PCからノイズになる音源を再生しました。キーボードの上にスピーカーがあります。音源をスマホのアプリの騒音計を使って、騒音レベルを測定しました。
計測時の部屋は、平均42dBです。PCの音量は20としています。
「効果音ラボ」さんから音源をお借りして検証します。ノイズとして除去されて欲しい音をピックアップしました。
- 電車走行中1 車内より:平均55dB
- ノイズキャンセルが効いて欲しい代表格です。間違いなく効いています。「サー」という音はかなり消えています。「ガチャン」という金属音は、それなりに聞こえます。この程度の高音はノイズとして扱わないので、順当な結果です。
- 新幹線走行中 中から録音:49.4dB
- 長時間の移動をANCを効かせて楽しみたいですよね。少し高めの「キーン」という音は消えませんが、「シュゴー」という風切り音は、よく消えています。
- キーボードの早打ち1 デスクトップPC:平均60dB
- オフィスで気になる音です。これは不得意な音なので、少ししか変化を感じません。高い音が除去されないのは、「 TRACK Air+ 」も同じ傾向です。
- マイクノイズ:平均46.8dB
- ザ・ノイズといった感じの音です。不快感は軽減されています。得意な部類の音と思いましたが、そうでも無いようです。
- プリンタで印刷:平均62.4dB
- なぜかこの最初のヘッドが動く「ウィーン」がよく除去されています。低音の不快なノイズよりも少し高めの周波数帯が得意なようです。
- 実際に電車に乗って試してみました
- 電車に乗ると十分効果を感じられます。低音部分がよく消えていると感じました。アナウンスなどは、はっきり聞こえます。
「SONY WF-1000XM3」、「Apple AirPods Pro」のような、感動レベルではありませんが、ANCが機能している事を十分に感じられます。
外音取り込み
ノイズキャンセルのON/OFFは可能ですが、外音取り込み機能はありません。
ワイヤレス充電
対応していません。
dyplay ANC-Shieldのペアリング
- 手順1スマホのBluetoothをONにする
「新しいペアを設定する」を選択する。
- 手順2イヤホンをペアリング状態にする
ケースから同時に取り出す事でペアリング状態になります。
- 手順3接続するイヤホンを選択する
「dyplay ANC Shield」を選択する。
- 手順4接続完了
以降は、ケースから取り出すだけで自動で接続されます。
dyplay ANC-Shieldの装着感

少し大きめで、耳の中に入りきらないので、落ちそうな不安感があります。付属のイヤーチップが滑りやすいので、特にそう感じます。
ステムが短く奥まで入らないため、装着感と音質が良くありません。何種類か試してみましたが、背の高いウレタン系が、装着感と音質を補ってくれます。

左から、何かに付属していたウレタン系、純正Sサイズ、Sony EP-EX11M Mサイズ、SpinFit CP355 Mサイズ。
Sony EP-EX11Mも装着感は良かったのですが、もう少し奥まで入らないと音質が良くなかったので、背の高いウレタンが最適かと思います。
dyplay ANC-Shieldの音質
Pixel3aとAACの組み合わせで検証します。純正のイヤーピースでは、音が抜けすぎて本来の音質が判断できないので、ウレタンのイヤーピースを使用しました。
検証には以下の音源を使用します。
- 男性の声:苦手な音域のようで、若干篭っています。
- 動物の鳴き声:馬の鳴き声が、低音までしっかり出ていて、迫力があります。
- 太鼓の音:太鼓の響きが感じられます。立体感のある響きです。
- チェロの音:低音までしっかり出ています。弦の振動を感じますが、多少ぼやけています。
- ベル:高音は、キンキンしないので耳が疲れません。
- ピアノ:一音、一音が綺麗に聞こえます。
- 民族音楽:迫力のある音に仕上がっています。10mmドライバーの恩恵が感じられます。
- オーケストラ:楽器が織りなす和音が心地よく鳴っています。
全体的にフラットな印象ですが、中音域が若干弱いかなと思います。低音が変に強調されていないので、聴きやすい音になっています。
(イヤーピースは交換した方がいいけど)音質は想像していたより遥かに良いです。
dyplay ANC-Shieldの操作性
タッチセンサー式です。
側面の「S」の位置をタッチすると反応します。感度も問題ありません。
再生/停止 | L/Rを1回タップ |
前の曲 | Lを2秒タッチ |
次の曲 | Rを2秒タッチ |
音量を下げる | 「音源」で操作 |
音量を上げる | 「音源」で操作 |
電話応答/切る | L/Rを1回タップ |
着信を拒否する | L/Rを2秒タッチ |
電源をONにする | ケースから取り出す |
電源をOFFする | ケースに戻す |
ボイスアシスタント | Rを2回タップ |
左右相互接続 | L/Rを3回タップ |
dyplay ANC-Shieldの評価
音質(高音) | |
音質(中音) | |
音質(低音) | |
連続再生時間(単体) | |
操作性 | |
コストパフォーマンス | |
総合評価 |
音質は、イヤーピースを変えると必要十分。値段からすると結構良い方です。
連続再生時間は、「AirPods Pro」以上ですよ。
操作性は、センサーの感度は良いです。マイクの位置との兼ね合いが、少し気になります。
コストパフォーマンスは、ANCの完全ワイヤレスイヤホンという事で、超破格です。他の製品は2万円からなので、半額以下です。
値段相応な部分もありますが、ANCを体験するには良い値段です。
dyplay ANC-Shieldのまとめ
「dyplay ANC-Shield」いかがだったでしょうか?
良かったところ、悪かったところをまとめていきましょう~!

ANC時のノイズやタッチ操作時のノイズなど、粗削りな所もあります

それでも、この値段でANCを搭載した事は驚異的よね

その通り!希少な存在なので価値があります!
完璧な製品とは言えないし、不満な点もあります。安いし、興味本位で買うには及第点という感じです。後悔しない性能を求めるなら、別の記事で使えるノイズキャンセルイヤホンを紹介しています。
ANCの性能、音質にこだわりたいなら、こちらも読んでみてください。高価ですが、それ相応の性能を発揮してくれますよ!
dyplay ANC-Shieldの不具合

最初に届いた商品は不良品だったんですよね・・・

ANCが効いて無かったね

ただ、レビューを書いたら、すぐにメーカーさんから連絡があって、交換品を送っていただきました!

不良品が一定数あるのはしょうがないからね。サポートがしっかりしているのは、安心出来るわね

ANCが効かないと思ったら、問い合わせてみると良いかもしれません
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